兼六園のライトアップに行ってみました 2月7日(土)

日常爺

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800 x 533

寒さにはめっぽう弱い猫人間で、この季節夜の外出などしたことがない。
しかし今夜は兼六園の夜景を見てくることにした。
本当は行きたくないのだが、元旦から始めたブログのネタが切れたためしかたがない。
しぶしぶ現場に向かったが、人の多さに驚いた。

私は夜景にあまり興味がない。
老眼で、近眼で、乱視だから、普段の繁華街の灯りでも後光が射してディズニーランドのように見える。

目の悪い私には案の定、雪吊りのライトアップは街路樹の電飾と大差ない。
形が円柱か円錐かの違いだけで、ぼんやり光っているのは同じ。
早々に一巡して帰ることにした。

ここで終わったら人生は面白くもなんともない。
実に世の中はうまくできているものだ。

私はブログ用の写真を撮ろうと、プロ用の機材を使っているカメラマンの列に並んで三脚をセットした。
隣のカメラマンが視線が合うと会釈してきたので、私も返した。
業界人の絆を感じる。
コートのポケットには暖かい缶コーヒーがある。手を温めながら最後はゆっくりと飲み干し身体を温めた。
途中数人の業界人と挨拶し、友好を交わした。

やおらポケットからカメラを取り出し、三脚のアタッチメントに取り付けようとするが、ピンのようなものが邪魔してネジを回せない。
悪戦苦闘して何とかセッティングができた。
心配そうに眺めていたカメラマンたちも、セッティングされたカメラを見て目が点になっている。

私の愛機は「FUJIFILM FINEPIX AX200」 十年ほど前に新品で数千円で買ったものだ。
乾電池専用のコンパクトカメラで、メモ帳がわりに何でも写している。

三脚は昔のビデオカメラ用の構造がしっかりしたものだから、愛機を乗せると大きな雪吊りにとまった鳩みたいなもので、ひじょうにバランスが悪い。
周りのカメラマンも私の評価に苦慮しているようだ。

私は周囲の動揺は無視して撮影に集中している。
「撮影モード」→「夜景」「夜景(三脚)」「花火」どれにするか。
ピッピッピッピッと手慣れた操作で「夜景(三脚)」を選ぶ。
セルフタイマーを10秒にセット。
モニターをにらみ、構図をチェック。
シャッターON。

念のため3枚写して、そそくさと三脚を仕舞いだす。
「ご苦労さん」と声をかけ、業界人と別れる。

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ホッカイロを貼り忘れていたので、身体の芯まで冷えてしまった。
帰ってすぐにパソコンにインストール。
開いてみると、なんと自分でもびっくりするくらい綺麗に写っているではないか。
ピントもなにも自分で操作していない、ただシャッターを押しただけ。

 

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今夜の教訓

カメラは値段じゃないけど、腕でもない!

人生は苦労をすれば、報われることもある。

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