正月二日の初詣

日常爺

今年は、歳の初めに白山比咩神社へ参ってきた。
雪が降っていたせいか、それにしても参拝者が少なすぎる。

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よくよく観察してみると、年寄りばかりで若者が圧倒的に少ないことに気づく。
私らの若い頃は悪友がグループで神社巡りをしたものだが。
世代の人口比率をこういう場所で実感するとは、寂しいご時世になったものだ。

 

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北陸鉄道のローカル線バスとチンチン電車の乗り継ぎチケットを利用したので、帰りが吹雪になっても心配なし。
はるばるバスと電車に揺られてきたが、参拝とお札を頂くのには数分でおわってしまった。
参道を下るとすぐに帰りのバスが待機してる。いくらなんでもすぐ帰るには名残惜しい。

 

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そうだ、目の前の加賀一の宮駅の裏手に神社があったはずだ。たしか比咩神社の旧地だったとサイトで見たことがある。今年最初の仕事だ、お参りしていこうと決め、廃線された線路を横断しようと場所を探すが見当たらず、結局大きな橋のたもとまで来てしまった。

 

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つきたての鏡餅のように新雪が積もった場所に看板が一つ、古宮公園とある。
どうやら神社はこの奧らしい、新雪を汚すのは心苦しいがお参りだから勘弁してもらおう。
足を踏み入れると、長靴が埋まってしまう深さだ。でもなんのことはない雪国生まれの人間だ、左足を大きく上げチョンチョンと二度雪を押しつぶし三度目にグッと体重を乗せる。次は右足と交互に繰り返しながら前進する。
10分程進んだが前にそれらしいものが見えてこない。のどが渇き、トイレへ行きたくなった。引き返そうと思ったとき、真面目な自分が怒り出した。
「お前、正月の初仕事から挫折するつもりか。最後まで成し遂げろ!」
しかたなく前進する。だらだらと進んでいても苦しいだけだ、高倉健になったつもりで肩で風を切ってラッセルする。もうやけくそだ、神様に会いに行くのに不平不満を言うわけにはいかんだろうと堪えていたら、降ってわいたように今年の教訓がひらめいた。
「先の見通しも調べないで、安請け合いをするな!」だ。150102-3

そんなわけでお参りした神社は、水戸明神さんでした。

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