まつりの後

じゃらん爺

金沢も日曜午後から急に暖かくなったので、バリカンで坊主頭にしてきた。
賑やかな開業イベントも終わり、平日の金沢駅はどんなものか寄ってみた。
金沢駅構内なんと昨日と変わらない人混みです。若者が多いのは学校が休みのせいなのかな。
このまま活気のある町になって欲しいと願いつつ、久しぶりに西口へ廻ってみた。

 

金沢駅西口広場

新幹線開業に間に合わなかったのか、新しいホテルが最後の追い込みにかかっている。
APAホテル前を抜け、JR高架下の駐輪場に向かう。
「あれ、何かが違う。何だろう」・・・
「そうだ、レンタサイクルが無くなっ金沢駅西口ている」
JRレンタカーのお姉さんに聞くと、「無くなりました」の一言。そういえば北陸鉄道のレンタルもホテルに変わっている。
場所が変わったのかと東口の案内所のお嬢さんにガラス越しに聞くと、
「もうやってません」と、元気な声が空から降ってくる。

金沢駅高架下金沢の観光客が増えるというのに、大手企業がそろって撤退するとは、老人の心に失望感が広がる。
これからレンタル事業も規模拡大して、老人のパート仕事も増えるだろうと、ささやかな期待をしていたのだが。

レンタサイクルでは金沢市が実施主体で「まちのり」がある。とても便利で自慢できるシステムだと思う。
まちのり私も金沢旅行には一押しで推薦します。
しかし、公的寡占化はものすごく危険だと思う。自由な発想の民間業者に狙われたら、瞬時で敗北します。おまけにライバルがいない業界なので、本当の寡占体制ができてしまう。

固定資産税も賃料も不要、安い固定費で運営ができる市と競合できないのはもっともだと思う。
でも、レンタサイクルを利益を生む営業品目の呼び水にしてしまえば、競争しても勝てるのではないか。
150316-012もてなしドームの天井の鳩を見ながら、無職老人は空想の世界に浸っていました。

レンタサイクルを魚釣りのサビキの仕掛けに置き換えて連想を始めました。
言葉は悪いが、レンタサイクルは撒き餌です。
でも撒き餌に引っかかったお客様は本物を体験できるのです。

コンセプトは「本物
レンタサイクル利用時に、いくつかの体験を予約して観光します。老舗の料亭、貸衣装、生け花、茶道、座禅、琴、三味線、謡曲、和菓子、その他工芸など、観光地めぐりの途中で本物の伝統文化を体験できるシステムです。

近江町市場平日の今日も、お昼には高価な「海鮮丼」に長い行列ができていました。
レンタサイクルを利用すれば、予約で料亭のお昼ご飯を待たずに食べられる。高価な食材はいりませんし、カウンターで十分です。
私なら旬の素材であればアジか鰯の塩焼きで満足です。ただし、碗ものは本物の料理人が作る出汁で豆腐の二片もあれば結構です。
駐輪場は遊休地がなくても、自家用車一台分の駐車スペースがあれば間に合うでしょう。

空想は広がるばかり、・・・まつりの後は孤独なものです。
春宵一刻値千金 ・・・病み上がりなので早く寝ます。

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